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koieyayoi
84歳のおばあちゃんです。
毎日楽しく過ごしてます。
日々感じた事や過去の事を、つれづれと気の向くままに書いてます。
よかったら覗いてみて下さい。
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久しぶりの夫の笑顔
膝の怪我で約2ヶ月の入院生活を終え、1月半ばに退院した。その間近くに住む息子夫婦には大変世話になったので夫と相談して息子の好きなきりたんぽを取り寄せ食事会をしようという事になった。息子夫婦はともに働いていて、この春移動などもあり特に忙しく... -
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入院生活とリハビリ
昨年11月家で夜中につまずいて転倒し膝を強くうち、直ぐ立ち上がろうとしたが激しい痛みで身動きできなかった。何とか朝を待って近くに住む息子に連絡して病院に連れていってもらい受診した結果、膝の皿の骨折【膝蓋骨折】と診断され即入院となり手術をし... -
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戦禍の中の子供たち
ロシアのウクライナへの侵攻は決して許されるものではない。 連日テレビで放映される無残な戦禍の映像をわたしは直視することが出来ない。爆撃で崩壊した膨大ながれき、撃ち込まれる砲弾を避けながら逃げ惑う人々、その中には子供達の姿もある。澄んだ大き... -
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笠間の菊まつり
第5波コロナが一先ず収まった11月初旬、私達は息子夫婦に笠間稲荷神社の菊まつりに連れて行ってもらった。当日の空はどこまでも高く雲一つない気持ちのいい秋晴れだった。 わたしは花が大好きなので、菊まつりの会場を想像して車中でも好きな歌など口ず... -
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大切な観葉樹
晴れた日も、雨の日もわたしは部屋の観葉樹(シナモン)の深いグリーンの艶のある葉色が好きで、一日何回もそばで眺めて心癒されている。 わたしはこの樹には特別の思いがある。 春にここに越してきて荷物の片付けが済んだ後、部屋に観葉樹を一鉢置きたい... -
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きりたんぽと茶碗蒸し
夫が秋田県大館市出身なので、新米のきりたんぽの話になり、近くに住む共働きの息子夫婦が来られる日を聞いて取り寄せようと話し合った。 息子たちの都合がわかり、さっそくその日の午前中に着くように手配した。 当日予定通りたんぽ鍋セットが着きまずは... -
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40年来の友人との楽しい語らい
コロナ感染拡大もだいぶ収まってきたので、40年来の友人と何年ぶりかで会うことになった。私の家は少し不便なところなので友人が自宅まで車で迎えに来てくれた。 友人はレストランを経営していて今日は定休日だからと、車で約1時間かけてお店に案内して... -
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介護士さんとのふれあい
今日の夕食のメインは介護士さんから教えてもらったシュウマイを作った。形はいまいちだが味はとても美味しくて夫も珍しく「うまい!」と言って食べてくれた。 私たち夫婦は高齢で足腰が弱く、夫は通院している病院の通所リハビリで週一回の運動機能改善な... -
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久しぶりの一人カフェ
10月の爽やかな風を受けてわたしは久しぶりに美容室に出かけた。私はこの地に越してきてまだ半年しかたっておらず、今までに何店かまわったが相性が合わないでいたが、やっと見つけたお気に入りの美容室である。 わたしは83歳、同年齢である主人は美容室... -
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83歳今が幸せ
朝起きて「おはよう。今日は何日? 何曜日?」とそんなたわい無い夫婦の会話で一日が始まる。夫はまずその日に捨てる分別ごみを機嫌よく捨てに行ってくれ、帰りにポストから新聞を取り出してきてゆっくり目を通す。 わたしは朝食の支度にとりかかる。我...
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ユーチューブで聞く大好きな歌
以前青森県弘前市に長男一家と10年ほど住んでいた。春になると雄大な岩木山をバックに桜が咲き、白い可憐なリンゴの花が咲く。夏は勇壮なねぶた祭りがあり200万人もの観光客が訪れ約一週間、街はねぶた一色になる。秋の紅葉は見事で谷底深いいくつもの... -
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桜の向こうに在りし日の友が
4月に入ってすぐ息子たちが牛久大仏にお花見に連れていってくれた。 その日の朝は紺碧の空に真っ白な雲が斑に浮かび、春風が優しく絶好の花見日和だった。 園内に入ると地上120mの大仏様がこの世の全てを見渡しているかのごとく天を突いている。 広い... -
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読書で広がる視野
大分前になるが2月の毎日新聞に第68回青少年読書感想文コンクール297万6千編余りの応募作品から内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞を受賞した10人の作品全文が掲載された。 受賞された小中高全作品の豊かな感性と奥深い思考力、それらを表現する高いレ... -
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友人からの何よりのお見舞い
6月下旬夫が入院中のわたしに届けてくれた着替えの中にA4サイズの角封筒が入っていた。 みると高校時代から変わらず親しくしている友人からだった。封を切ると2枚の草花の絵に手紙が添えられていた。先ず二枚の絵を手にして「わあ!すごい」とベッドの上... -
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弘前城の桜と友人
5月にしては肌寒い夜、弘前の同い年の友人から電話がかかってきた。わたしたちは70代になって知りあい10年余りの付合いだが、今はもっとも親しい友人の一人でお互いに日常の些細なことから深い悩みまで話し合っている。 電話は同居している娘夫婦と小... -
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老夫婦の絆
わたしたち夫婦は今年春になると共に85歳になる。結婚して60年の月日を歩んできた。主人の実家は東北の田舎で農業,特定郵便局、雑貨店を営み厳しい戦争体験はほとんどせず恵まれた環境の中にあった。一方わたしは父が満州にわたり現地で召集になって... -
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いつもと違う母の日
昨年11月から今年の4月まで膝の怪我で入院し、手術、リハビリと長くかかり、その後も筋肉がないためケアセンターでリハビリをつづけることになった。 まだ痛みもあってなんとなく気持ちが日常に集中できず5月になって『母の日』のいろいろな催事や広告... -
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心打たれた母の日のプレゼント
5月に入って買い物に出ると、どこの店も工夫を凝らした『母の日』のプレゼントが素敵に飾られている。わたしはその前を足早に通り過ぎてゆく。 というのも4月がわたしの誕生日なので近くに住む息子からバースデイプレゼントをもらったばかりだった。プレゼ... -
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学ぶことの多い90歳代の二人の友人
秋の日は鶴瓶落としと言うけれどずいぶん日暮れが早くなったと思いながら腰を上げようとした時スマホの着信音がなった。 【しばらく、元気?】といつも通りの明るく伸びやかな声が耳に響いた。その声を聴いただけでわたしは嬉しくて気持ちも軽やかになる。... -
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歩行器を押す夫の背中
厳しい残暑も漸く終わり,爽涼の10月に入った日曜日の朝、夫と近くのコンビニにスポーツ新聞を買いながら少し散歩をしようと家を出た。 やさしい水色の空が果てしなく続き雲一つない。 少し前を行く夫は歩行器を押して力のない足取りでゆっくり歩を進めて...