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koieyayoi
84歳のおばあちゃんです。
毎日楽しく過ごしてます。
日々感じた事や過去の事を、つれづれと気の向くままに書いてます。
よかったら覗いてみて下さい。
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2 回の入院で身に染みた家族愛
わたしは1 年の間に2 回大怪我をして都合3 か月半の入院生活をおくった。 夫とわたしは共に84 歳、気持ちは若いつもりでも、身体は齢相応の衰えを感じている。普段の生活は互いに足りないところを補い合い、また近くに住んでいる息子夫婦に出来ないことは... -
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最高に美味しかった焼肉
7月末の日曜日息子たちが「焼き肉を食べに行きませんか?」と声をかけてくれた。 随分長く焼き肉を食べていないので、焼肉と聞いて嬉しくて二つ返事で連れていってもらうことにした。 夕方六時に息子夫婦が車で迎えに来てくれ夫と同乗した。 嫁の運転で車... -
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強くて優しかった母を思う
父が戦死した時母は33歳、わたしは8歳、弟は6歳だった。 母は洋品店の仕立物の内職をして生計を立てていたので、朝から晩までミシンを踏んでいた。わたしは疲れている母が少しでも休んでほしいと思い小学2年生から食事の支度など家事全般を手伝っていた... -
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心温るお孫さんの話 
以前膝の怪我をして入院した時同室だった友人から久しぶりに電話が入った。 わたしの再度の入院に驚いて見舞いの言葉をかけてくれた後「古家さん孫の話しをしていいかしら」といわれた。 わたしはいつもベッドの上で変わり映えのしない日々なので喜んで「... -
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友人からの何よりのお見舞い
6月下旬夫が入院中のわたしに届けてくれた着替えの中にA4サイズの角封筒が入っていた。 みると高校時代から変わらず親しくしている友人からだった。封を切ると2枚の草花の絵に手紙が添えられていた。先ず二枚の絵を手にして「わあ!すごい」とベッドの上... -
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初めての救急車
梅雨の晴れ間にサツキの手入をしていたら植木の中から大きな蜂がとびだしてきた。 わたしはびっくりして仰向けにひっくり返り背中をコンクリートにぶつけた。 仰向けになったまま身動きできず家の中に居る夫を呼んでなんとか中に入った。 ベッドに横になる... -
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ユーチューブで聞く大好きな歌
以前青森県弘前市に長男一家と10年ほど住んでいた。春になると雄大な岩木山をバックに桜が咲き、白い可憐なリンゴの花が咲く。夏は勇壮なねぶた祭りがあり200万人もの観光客が訪れ約一週間、街はねぶた一色になる。秋の紅葉は見事で谷底深いいくつもの... -
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いつもと違う母の日
昨年11月から今年の4月まで膝の怪我で入院し、手術、リハビリと長くかかり、その後も筋肉がないためケアセンターでリハビリをつづけることになった。 まだ痛みもあってなんとなく気持ちが日常に集中できず5月になって『母の日』のいろいろな催事や広告... -
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弘前城の桜と友人
5月にしては肌寒い夜、弘前の同い年の友人から電話がかかってきた。わたしたちは70代になって知りあい10年余りの付合いだが、今はもっとも親しい友人の一人でお互いに日常の些細なことから深い悩みまで話し合っている。 電話は同居している娘夫婦と小... -
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切れ味鋭い包丁
84歳の誕生日間近のある日、息子が多忙の中ケーキを手に寄ってくれた。箱を開けると見るからにおいしそうなケーキが並んでいる。 予期していなっかたので私は嬉しくて弾んだ声で礼をいい、すぐにコーヒーを沸かし夫と息子と3人でいただいた。息子を交えて...
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ユーチューブで聞く大好きな歌
以前青森県弘前市に長男一家と10年ほど住んでいた。春になると雄大な岩木山をバックに桜が咲き、白い可憐なリンゴの花が咲く。夏は勇壮なねぶた祭りがあり200万人もの観光客が訪れ約一週間、街はねぶた一色になる。秋の紅葉は見事で谷底深いいくつもの... -
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桜の向こうに在りし日の友が
4月に入ってすぐ息子たちが牛久大仏にお花見に連れていってくれた。 その日の朝は紺碧の空に真っ白な雲が斑に浮かび、春風が優しく絶好の花見日和だった。 園内に入ると地上120mの大仏様がこの世の全てを見渡しているかのごとく天を突いている。 広い... -
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読書で広がる視野
大分前になるが2月の毎日新聞に第68回青少年読書感想文コンクール297万6千編余りの応募作品から内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞を受賞した10人の作品全文が掲載された。 受賞された小中高全作品の豊かな感性と奥深い思考力、それらを表現する高いレ... -
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友人からの何よりのお見舞い
6月下旬夫が入院中のわたしに届けてくれた着替えの中にA4サイズの角封筒が入っていた。 みると高校時代から変わらず親しくしている友人からだった。封を切ると2枚の草花の絵に手紙が添えられていた。先ず二枚の絵を手にして「わあ!すごい」とベッドの上... -
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弘前城の桜と友人
5月にしては肌寒い夜、弘前の同い年の友人から電話がかかってきた。わたしたちは70代になって知りあい10年余りの付合いだが、今はもっとも親しい友人の一人でお互いに日常の些細なことから深い悩みまで話し合っている。 電話は同居している娘夫婦と小... -
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老夫婦の絆
わたしたち夫婦は今年春になると共に85歳になる。結婚して60年の月日を歩んできた。主人の実家は東北の田舎で農業,特定郵便局、雑貨店を営み厳しい戦争体験はほとんどせず恵まれた環境の中にあった。一方わたしは父が満州にわたり現地で召集になって... -
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いつもと違う母の日
昨年11月から今年の4月まで膝の怪我で入院し、手術、リハビリと長くかかり、その後も筋肉がないためケアセンターでリハビリをつづけることになった。 まだ痛みもあってなんとなく気持ちが日常に集中できず5月になって『母の日』のいろいろな催事や広告... -
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心打たれた母の日のプレゼント
5月に入って買い物に出ると、どこの店も工夫を凝らした『母の日』のプレゼントが素敵に飾られている。わたしはその前を足早に通り過ぎてゆく。 というのも4月がわたしの誕生日なので近くに住む息子からバースデイプレゼントをもらったばかりだった。プレゼ... -
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学ぶことの多い90歳代の二人の友人
秋の日は鶴瓶落としと言うけれどずいぶん日暮れが早くなったと思いながら腰を上げようとした時スマホの着信音がなった。 【しばらく、元気?】といつも通りの明るく伸びやかな声が耳に響いた。その声を聴いただけでわたしは嬉しくて気持ちも軽やかになる。... -
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歩行器を押す夫の背中
厳しい残暑も漸く終わり,爽涼の10月に入った日曜日の朝、夫と近くのコンビニにスポーツ新聞を買いながら少し散歩をしようと家を出た。 やさしい水色の空が果てしなく続き雲一つない。 少し前を行く夫は歩行器を押して力のない足取りでゆっくり歩を進めて...