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koieyayoi
84歳のおばあちゃんです。
毎日楽しく過ごしてます。
日々感じた事や過去の事を、つれづれと気の向くままに書いてます。
よかったら覗いてみて下さい。
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幸せな令和5年のお正月
元旦の朝空は青く晴れて風も無く温かで穏やかな日だった。 お雑煮とおせち料理の重箱が並んだテーブルに夫と向き合って座り,少し照れながら新年の挨拶を交わした。 お雑煮は鰹節でだしを取り、鶏肉、大根、人参、ごぼう、蓮根、椎茸、かまぼこ、上がり際... -
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頂いた秋の果物【三種類】
10月中旬群馬の友人から大きめの菓子箱が届いた。包装の仕方で中身は菓子ではないと思いつつ開けてみると柿がぎっしり詰められている。取り出すと小枝についたままの柿が2~3個ずつ連なって出てきた。何とも素朴で可愛らしい。庭になっている柿を竹竿でた... -
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久しぶりのロールキャベツ
10月の秋晴れの日久しぶりに主人と大型ショッピングモールへ買い物に出かけた。 家からかなり遠く交通も不便なのでいつも市の高齢者向け乗合タクシーを利用させてもらい11時ごろから昼食をはさんで3時ごろまでゆっくり買い物を楽しんでくる。 予定の買い物... -
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学ぶことの多い90歳代の二人の友人
秋の日は鶴瓶落としと言うけれどずいぶん日暮れが早くなったと思いながら腰を上げようとした時スマホの着信音がなった。 【しばらく、元気?】といつも通りの明るく伸びやかな声が耳に響いた。その声を聴いただけでわたしは嬉しくて気持ちも軽やかになる。... -
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買い替えて良かったキッチンマット
わたしの怪我が多い為、ケアマネージャーさんと、ケアセンターのリハビリの先生の訪問を受け、いろいろ生活面の指導をしていただいた。 その中の一つにキッチンマットが薄手で安定せず端が捲れたり、しわがよって僅かなもりあがりにつまずいたりしているこ... -
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息子と観た【認知症】の映画
初秋のある朝テレビのモーニングショーを見ていたら,若手の好きな俳優菅田将暉が認知症をあつかった自分の出演映画【百花】の宣伝をしていた。 わたし自身高齢で認知症は無縁とは思えず、何故かこの映画を観たいと思った。息子に映画の話をしたら一緒に行... -
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一番好きな季節 秋
今年の夏は猛暑で気温は高かったのに、カラッとした晴れの日はほとんどなく湿度の高いジメジメした不快な日が多かった。 それだけに秋の訪れが待ちどおしかった。 九月に入って間もなくまだ処暑のうちだった。朝起きてガラス戸を開けると久しぶりの晴天で... -
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花に魅せられて
息子が主人を隣のつくば市にある整体院へ月2回車で連れて行ってくれている。 主人が施術してもらっている1時間半の間を利用して観葉樹や四季折々の花々を売っている大型店によく立ち寄る。 店内に一歩入ると、様々な観葉樹を背景に優雅で気品ある蘭を筆頭... -
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ケアマネージャーに感謝
8月半ば過ぎケアマネージャーさんから電話が入った。何時ものように親しく会話させてもらい要件をお聞きした後【わたしですが仕事を辞めることになりました。お世話になりました】とおっしゃった。 突然なので驚いて一瞬言葉にならなかったが、少し間をお... -
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離れて住む孫を思う
先日他県に住んでいる中3の孫から、誕生祝を贈ったお礼の手紙が届いた。 孫は女の子できれいな横書きの文字でプレゼントの礼と、怪我で入院していたわたしの退院を喜んでくれるやさしい気持のこもった手紙だった。 中に本やグラスに使えるデコレーションク...
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ユーチューブで聞く大好きな歌
以前青森県弘前市に長男一家と10年ほど住んでいた。春になると雄大な岩木山をバックに桜が咲き、白い可憐なリンゴの花が咲く。夏は勇壮なねぶた祭りがあり200万人もの観光客が訪れ約一週間、街はねぶた一色になる。秋の紅葉は見事で谷底深いいくつもの... -
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桜の向こうに在りし日の友が
4月に入ってすぐ息子たちが牛久大仏にお花見に連れていってくれた。 その日の朝は紺碧の空に真っ白な雲が斑に浮かび、春風が優しく絶好の花見日和だった。 園内に入ると地上120mの大仏様がこの世の全てを見渡しているかのごとく天を突いている。 広い... -
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読書で広がる視野
大分前になるが2月の毎日新聞に第68回青少年読書感想文コンクール297万6千編余りの応募作品から内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞を受賞した10人の作品全文が掲載された。 受賞された小中高全作品の豊かな感性と奥深い思考力、それらを表現する高いレ... -
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友人からの何よりのお見舞い
6月下旬夫が入院中のわたしに届けてくれた着替えの中にA4サイズの角封筒が入っていた。 みると高校時代から変わらず親しくしている友人からだった。封を切ると2枚の草花の絵に手紙が添えられていた。先ず二枚の絵を手にして「わあ!すごい」とベッドの上... -
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弘前城の桜と友人
5月にしては肌寒い夜、弘前の同い年の友人から電話がかかってきた。わたしたちは70代になって知りあい10年余りの付合いだが、今はもっとも親しい友人の一人でお互いに日常の些細なことから深い悩みまで話し合っている。 電話は同居している娘夫婦と小... -
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老夫婦の絆
わたしたち夫婦は今年春になると共に85歳になる。結婚して60年の月日を歩んできた。主人の実家は東北の田舎で農業,特定郵便局、雑貨店を営み厳しい戦争体験はほとんどせず恵まれた環境の中にあった。一方わたしは父が満州にわたり現地で召集になって... -
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いつもと違う母の日
昨年11月から今年の4月まで膝の怪我で入院し、手術、リハビリと長くかかり、その後も筋肉がないためケアセンターでリハビリをつづけることになった。 まだ痛みもあってなんとなく気持ちが日常に集中できず5月になって『母の日』のいろいろな催事や広告... -
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心打たれた母の日のプレゼント
5月に入って買い物に出ると、どこの店も工夫を凝らした『母の日』のプレゼントが素敵に飾られている。わたしはその前を足早に通り過ぎてゆく。 というのも4月がわたしの誕生日なので近くに住む息子からバースデイプレゼントをもらったばかりだった。プレゼ... -
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学ぶことの多い90歳代の二人の友人
秋の日は鶴瓶落としと言うけれどずいぶん日暮れが早くなったと思いながら腰を上げようとした時スマホの着信音がなった。 【しばらく、元気?】といつも通りの明るく伸びやかな声が耳に響いた。その声を聴いただけでわたしは嬉しくて気持ちも軽やかになる。... -
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歩行器を押す夫の背中
厳しい残暑も漸く終わり,爽涼の10月に入った日曜日の朝、夫と近くのコンビニにスポーツ新聞を買いながら少し散歩をしようと家を出た。 やさしい水色の空が果てしなく続き雲一つない。 少し前を行く夫は歩行器を押して力のない足取りでゆっくり歩を進めて...