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koieyayoi
84歳のおばあちゃんです。
毎日楽しく過ごしてます。
日々感じた事や過去の事を、つれづれと気の向くままに書いてます。
よかったら覗いてみて下さい。
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失った4人の分まで生きる
能登半島地震の毎日新聞の企画【ぬくもりそこに】で大切な家族4人を失った被災者Oさんを取材している。 わたしはこの家族の事をテレビの報道で知りずっと頭から離れないでいた。それだけに紙面を読み始めてすぐ目頭が熱くなり涙せずにはいられなかった。 ... -
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年賀状の意義
1月1日 主人とゆっくりお雑煮と重詰めのおせち料理をいただいた後、わたしはポストに年賀状を取りにいく。 配達された賀状を1枚1枚手に取り、差出人の孫たちや親戚、友人たちなどに思いをはせながら目を通す。 わたしも郵便局で令和6年の干支、辰をデザイ... -
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歩行器を押す夫の背中
厳しい残暑も漸く終わり,爽涼の10月に入った日曜日の朝、夫と近くのコンビニにスポーツ新聞を買いながら少し散歩をしようと家を出た。 やさしい水色の空が果てしなく続き雲一つない。 少し前を行く夫は歩行器を押して力のない足取りでゆっくり歩を進めて... -
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中三少女の読書感想文に触発されて
今年の2月「夜と霧」(ヴィクトール・E・フランクル)を読み、青少年読書感想文コンクールで見事文部科学大臣賞に輝いた中学三年生の作品に、心動かされ早速この本を息子にネットで取り寄せてもらった。 高齢のわたしにはずいぶん前になるが確か20代半ば、図... -
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久し振りに会えた30年来の友人達
初夏の空は青く澄み、風にそよぐ青葉が光っている。 今日はここ上野公園で30年来の3人の友人達と会う約束をしている。 ドキドキしながら待ち合わせ場所に目をやるとみんな来ていて一斉に手を振ってくれている。 こうして会うのは10年ぶりになるだろうか。... -
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心打たれた母の日のプレゼント
5月に入って買い物に出ると、どこの店も工夫を凝らした『母の日』のプレゼントが素敵に飾られている。わたしはその前を足早に通り過ぎてゆく。 というのも4月がわたしの誕生日なので近くに住む息子からバースデイプレゼントをもらったばかりだった。プレゼ... -
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桜の向こうに在りし日の友が
4月に入ってすぐ息子たちが牛久大仏にお花見に連れていってくれた。 その日の朝は紺碧の空に真っ白な雲が斑に浮かび、春風が優しく絶好の花見日和だった。 園内に入ると地上120mの大仏様がこの世の全てを見渡しているかのごとく天を突いている。 広い... -
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読書で広がる視野
大分前になるが2月の毎日新聞に第68回青少年読書感想文コンクール297万6千編余りの応募作品から内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞を受賞した10人の作品全文が掲載された。 受賞された小中高全作品の豊かな感性と奥深い思考力、それらを表現する高いレ... -
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老夫婦の絆
わたしたち夫婦は今年春になると共に85歳になる。結婚して60年の月日を歩んできた。主人の実家は東北の田舎で農業,特定郵便局、雑貨店を営み厳しい戦争体験はほとんどせず恵まれた環境の中にあった。一方わたしは父が満州にわたり現地で召集になって... -
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初詣で願ったこと
1月3日の午後、息子たちが車で1時間余りかかる鹿島神宮へ初詣に連れて行ってくれた。 鹿島神宮に近づくと車の窓越しに海が見えキラキラ光る海面を滑るように3艘の船が航行している。わたしは久しぶりに見る真っ青な大海原に感動して【わあ!海っていいね!...
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ユーチューブで聞く大好きな歌
以前青森県弘前市に長男一家と10年ほど住んでいた。春になると雄大な岩木山をバックに桜が咲き、白い可憐なリンゴの花が咲く。夏は勇壮なねぶた祭りがあり200万人もの観光客が訪れ約一週間、街はねぶた一色になる。秋の紅葉は見事で谷底深いいくつもの... -
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桜の向こうに在りし日の友が
4月に入ってすぐ息子たちが牛久大仏にお花見に連れていってくれた。 その日の朝は紺碧の空に真っ白な雲が斑に浮かび、春風が優しく絶好の花見日和だった。 園内に入ると地上120mの大仏様がこの世の全てを見渡しているかのごとく天を突いている。 広い... -
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読書で広がる視野
大分前になるが2月の毎日新聞に第68回青少年読書感想文コンクール297万6千編余りの応募作品から内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞を受賞した10人の作品全文が掲載された。 受賞された小中高全作品の豊かな感性と奥深い思考力、それらを表現する高いレ... -
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友人からの何よりのお見舞い
6月下旬夫が入院中のわたしに届けてくれた着替えの中にA4サイズの角封筒が入っていた。 みると高校時代から変わらず親しくしている友人からだった。封を切ると2枚の草花の絵に手紙が添えられていた。先ず二枚の絵を手にして「わあ!すごい」とベッドの上... -
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弘前城の桜と友人
5月にしては肌寒い夜、弘前の同い年の友人から電話がかかってきた。わたしたちは70代になって知りあい10年余りの付合いだが、今はもっとも親しい友人の一人でお互いに日常の些細なことから深い悩みまで話し合っている。 電話は同居している娘夫婦と小... -
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老夫婦の絆
わたしたち夫婦は今年春になると共に85歳になる。結婚して60年の月日を歩んできた。主人の実家は東北の田舎で農業,特定郵便局、雑貨店を営み厳しい戦争体験はほとんどせず恵まれた環境の中にあった。一方わたしは父が満州にわたり現地で召集になって... -
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いつもと違う母の日
昨年11月から今年の4月まで膝の怪我で入院し、手術、リハビリと長くかかり、その後も筋肉がないためケアセンターでリハビリをつづけることになった。 まだ痛みもあってなんとなく気持ちが日常に集中できず5月になって『母の日』のいろいろな催事や広告... -
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心打たれた母の日のプレゼント
5月に入って買い物に出ると、どこの店も工夫を凝らした『母の日』のプレゼントが素敵に飾られている。わたしはその前を足早に通り過ぎてゆく。 というのも4月がわたしの誕生日なので近くに住む息子からバースデイプレゼントをもらったばかりだった。プレゼ... -
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学ぶことの多い90歳代の二人の友人
秋の日は鶴瓶落としと言うけれどずいぶん日暮れが早くなったと思いながら腰を上げようとした時スマホの着信音がなった。 【しばらく、元気?】といつも通りの明るく伸びやかな声が耳に響いた。その声を聴いただけでわたしは嬉しくて気持ちも軽やかになる。... -
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歩行器を押す夫の背中
厳しい残暑も漸く終わり,爽涼の10月に入った日曜日の朝、夫と近くのコンビニにスポーツ新聞を買いながら少し散歩をしようと家を出た。 やさしい水色の空が果てしなく続き雲一つない。 少し前を行く夫は歩行器を押して力のない足取りでゆっくり歩を進めて...