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きりたんぽと茶碗蒸し

夫が秋田県大館市出身なので、新米のきりたんぽの話になり、近くに住む共働きの息子夫婦が来られる日を聞いて取り寄せようと話し合った。

息子たちの都合がわかり、さっそくその日の午前中に着くように手配した。

当日予定通りたんぽ鍋セットが着きまずはほっとした。

  

   鍋の食材一式はきれいに洗浄され切ってあるので、ただ順番にスープの中に

火のとおりにくい材料から入れていき、材料が煮えたら予めレンジで温めて

おいたきりたんぽを3等分に手でちぎって入れ、最後にねぎ、セリを入れて

出来上がりとなる。

   比内地鶏のスープ、比内地鶏肉、舞茸、ごぼう、糸こんにゃく、ねぎ、

せり、そして新米の真っ白なきりたんぽが冷蔵でおくられてくる

夕方の6時に息子たちが来た時は丁度出来上がって美味しそうな匂いがしていた。

汁の旨みが染み込んだ歯ざわりのいいきりたんぽにエビフライ、野菜サラダを添えた。みんなで「美味しいね」と言いながら自然体で楽しいく語り合った。楽しい雰囲気のなかみんなの食もすすみとてもうれしかった。

もうきりたんぽでお腹がいっぱいになっているころ茶碗蒸しを出し忘れているのに気づいた。息子が普段外食など茶碗蒸しを美味しそうに食べるのを見て機会があったら作って食べさせたいとおもっていた。しかしわたしは何十年もつくっていないので料理本を頼りに今日の日に食べてもらいたいと思って練習していた。

そんな訳でつくってしまったので今から食べてほしいと頼んで出してみた。みんな優しくて残さず食べてくれ「美味しいよ」と声をかけてくれた。私は気をよくしてこれからのレパートリーにしようと思っている。

さらに食後のデザートに息子たちのお土産のケーキと果物で珈琲を入れて食べた。

それがまた何とも言えず美味しいケーキで「お腹がいっぱいでも入るところが違うから」と言い合って笑った。

わたしは心の底から楽しかった。【楽しい時を本当にありがとう】と心でいいながら

息子夫婦を見送った。

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この記事を書いた人

84歳のおばあちゃんです。
毎日楽しく過ごしてます。
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