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年賀状の意義

1月1日 主人とゆっくりお雑煮と重詰めのおせち料理をいただいた後、わたしは
ポストに年賀状を取りにいく。


配達された賀状を1枚1枚手に取り、差出人の孫たちや親戚、友人たちなどに思いをはせな
がら目を通す。

わたしも郵便局で令和6年の干支、辰をデザインした年賀はがきを購入し、何とか元日に
間に合うように投函した。

年賀の挨拶文の後に自分の思いを伝える一行を書く。
パソコンを使わず手書きなので時間がかかり、文字も上手でないので仕上がりに不満があ
る。

近年 年賀状についてはいろいろな考え方がある。メールやSNSの普及で

○普段から連絡を取り合っているので特に年賀状で近況を知らせなくてもよいと思う。
○年賀はがきを準備し投函するまで時間がかかり年末の気忙しい時に負担になる。
○電話でやり取りしたほうが直接声を聞けて年賀状よりもっと親近感がわく等々。

現代はコミュニケーションをとる方法が多様であり、個人の自由な考え方を尊重し納得す
る。

私自身は、年賀状を書くのは年末の楽しみの一つである。

メールやライン、電話でやり取りしている人は何人かいるけれどそんなに多くはない。
普段あまり連絡を取り合わないふるさとの親戚や幼馴染,同窓生、他県に住んでいた時お
世話になった人などに自分の気持ちを短い言葉で綴る。

一方届いたばかりの年賀状を手にした時のワクワク感は何とも言えない。

先ずは一読し、その後も目のつく場所に置いて何回も読ませてもらう。
読むごとにいろいろな思いが広がる。ふるさと静岡からの賀状を見ると、四季折々の美し
い富士を背に田んぼの畦道をはしり回った遠い昔が蘇る。

一枚のはがきから温もりが伝わってくる。

一方 高齢になって「年賀状じまい」をしたいと今年も3人の方から丁寧な文面で連絡を
いただいた。わたしも高齢であり近い将来そうしたいと思うかもしれないが,今は相手の
方の気持ちを尊重しながら続けさせてもらいたいと思っている。

私にとって年賀状は互いの健康と幸せを願い,その時々の思いを短い言葉で伝え合うこ
とで交流が深まり、心が温かくなり元気ももらっている。         

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この記事を書いた人

84歳のおばあちゃんです。
毎日楽しく過ごしてます。
日々感じた事や過去の事を、つれづれと気の向くままに書いてます。
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