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ユーチューブで聞く大好きな歌

以前青森県弘前市に長男一家と10年ほど住んでいた。春になると雄大な岩木山をバックに桜が咲き、白い可憐なリンゴの花が咲く。夏は勇壮なねぶた祭りがあり200万人もの観光客が訪れ約一週間、街はねぶた一色になる。秋の紅葉は見事で谷底深いいくつもの渓谷が錦絵のごとく染まる。

食べ物も豊富で山菜、新鮮な魚、秋には真っ赤なりんごがたわわに実る。

しかし冬は深い雪に埋もれ厳しい生活を何カ月も強いられる。そのため室内でできる勉強会が盛んで市の公的支援を受けて俳句、短歌、パソコン、絵画、習字、などなど多岐にわたり、大勢の市民が参加している。わたしも俳句、パソコンなどのほかカラオケ教室に友人と参加した。この地で生まれ育った友人達の歌唱はプロ並みに上手でわたしはとてもついていけなかったが、先生の指導を受けて少しずつ歌えるようになり楽しくなっていった。叙情歌、歌謡曲、民謡など聞くのも好きになった。

その流れがあって今もiPadのユーチューブで好きな歌を聞いている。

家事がひと段落した時、妙に体が疲れてやる気にならない時、なかなか寝付かれない時、・・・

 そんな時ユーチューブで好きな歌を聴くと不思議に気持ちが切り替わって次に進む気持ちにもなる。

最近ユーチューブの操作を間違って触れた画面に松坂ゆうきが映り【イヨマンテの夜】を歌っていた。その素晴らしい歌唱力にひきこまれその場から動けなくなった。声量たっぷりの伸びやかな声が心に響いた。歌に情感があり品格もある。歌に真摯に向き合っている姿勢も感じられ感動した。

それからはほとんど毎日、松阪ゆうきの歌を聞いて癒されている。

 【北海の満月】【ふるさと帰り】【南部恋うた】【遠い空】【望郷じょんから】【おやじの海】などなど・・・他にもオリジナル曲、カバー曲、またオペラも歌う。音大の声楽科卒で多才である。

松阪ゆうきの歌を聴くようになってまだ1カ月ほどなのに、今はほかの歌手の歌はほとんど聞いていない。こんなに同じ歌を何回聞いても飽きず、心が広がりワクワクし元気をもらえるのだから不思議に思う。これをフアン心理というのだろうか。

弘前にいたときは友人とよくカラオケにもいった。カラオケは弘前で友人に誘われて楽しむようになった。お陰で今こうして歌の世界にとっぷり浸ることができて幸せに思う。 弘前の四季折々の美しい自然、人々の温かい人情、大切な友人達のことをいつも歌と共に思い出している。

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この記事を書いた人

84歳のおばあちゃんです。
毎日楽しく過ごしてます。
日々感じた事や過去の事を、つれづれと気の向くままに書いてます。
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